ごあいさつ 
 日本の医療制度が大きな変革を迫られる中、いま全国各地で「地域医療」が厳しい状況に瀕しています。社会保険診療報酬の低減で医療機関の収入が年々減少し、一方で人口の少ない市町村の自治体病院や山間僻地の診療所では、経営がたちゆかなくなってきているところも少なくありません。臨床研修制度の施行に伴う「医師不足」も深刻で、産婦人科や小児科はじめ診療科の閉鎖も相次いでいます。
 石川県でも例外ではありません。地域医療を支えていくべき存在の公的医療機関の体力はここ数年で急激に消耗してきており、安心安全な医療の維持が困難になりつつあります。
 こうした状況を少しでも改善していくために、そして地域の医療供給体制を維持・発展させるために、平成20年7月に「石川県地域医療支援センター」を設立いたしました。
 石川県地域医療支援センターは、全国でも例を見ない組織であり、石川県民の医療確保と健康保持に貢献することを目的に、地域医療を担う医師の養成並びに派遣に対する支援、地域医療の振興のための臨床及び研究に対する支援などを主な目的にした活動を行っています。
石川県及び北陸の地域医療を支える金沢大学附属病院の協力をいただきながら、石川県と連携、協働して地域医療を支えていきたいと考えております。
 関係各方面の皆様の温かいご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

石川県地域医療支援センター